②カンジがいいとうれしくなる
あたしンちに学ぶ、人生のコツ
うれしいな、うれしいな。
かんじがいいと、うれしーな。
なにげなく、みかんにつぶやかれるこの言葉、これ、この世の真理です。
人にかんじよくしてもらうと、うれしい。
●
みかんは、もともと、ニコッとされるのに弱い。
岩木君を好きになったのも、彼がニコッと笑いかけてくれたから、でした。
英語で、サンキュー(ありがとう)の返事は、ユー・アー・ウェルカム(どういたしまして)。
人に対する「にっこり」は、それですね。
ニコッと笑って「あなたのことは歓迎ですよ」「ウェルカムですよ」というメッセージを伝える。
それは、すごくいいことです。
●
ちょっと前に、ツイッターで「自分の機嫌は自分でとろう」という言葉が話題になりました。
たしかに、赤ちゃんじゃないんだから、大人も子どもも、自分の心は、まず自分でなんとかしなければいけない。
赤ちゃんは、おむつが濡れるとキゲンが悪くなります。
大人も、人間として「おむつが濡れてる」ことがあるんですね。
世の中、なにかとプレッシャーが多いですから、誰にでも、そういうことはある。
そういう時、人は、カンジが悪くなる。
でも、自分のおむつが濡れてるからといって、それをカンジの悪さというかたちで、発揮してしまったら。「おむつの濡れ」が、他の人に、押しつけられてしまうわけですよ。
それは、キモチが悪いです。
「おむつの濡れ」の拡大を食い止めるために、人にカンジよくふるまう。それは、大人のプライドと言っていいでしょう。
それができない人は、みんな赤ちゃん。それができる人は、小学生でも大人です。
●
だから、まあ、お互い、なるべくカンジよく。
人にいっしゅん、ニッコリするだけで、世の中、ちょっと、よくなります。
それは、世の中の「ウェルカム」度があがるからです。
そして、みかんが、よろこびます。
●
あと、なんとなく調子わるいときは、鏡の前に行って、自分にニコッとしてあげるといいですよ。
カンジがいいと、うれしくなるので。
自分で、自分にカンジよくするだけでも、けっこう心に効きます。
(「あたしンち」には、ときどき、人生のコツのような話があります)
あたしンちの知恵②
かんじがいいと、うれしくなる。
●