あたしンち

「あたしンち」は、母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・タチバナ家を中心とした、日常の物語です。

作者は、けらえいこさん。

読売新聞日曜版に1994年6月から2012年3月まで、17年にわたって連載されました。

1話23コマのエピソードは、その数、760話。単行本にして21巻にもなる大長編です。

2019年12月から、週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)に場を移し現在も連載中です。

連載 AERA
連載期間 2019年12月30日号 – 連載中
単行本 あたしンちSUPER(現在②巻まで刊行中)
連載 読売新聞日曜版
連載期間 1994年6月5日 – 2012年3月11日
話数 760回
単行本 メディアファクトリー(①-⑱)
KADOKAWA(⑲-㉑)
巻数 全21巻

「あたしンち」のキャラクターは、どこにでもいそうで、しかも同時に、ものすごく個性的な人ばかりです。

家族4人のまわりには、水島さん、戸山さん、しみちゃん、岩木くん、藤野、石田、などなど、それぞれ友だちがいて、「あたしンち」の舞台は、家庭から、学校、ご近所へとひろがっています。

なにげない、でも、いつまでも思い出して笑ってしまうような、エピソードの数々。

そこには、日々のできごとを通じて、けらさんが考えつづけたこと、思いつづけたことが、こめられています。

それはもう、一生モノの笑える「思い出」のようです。

読者のみなさんが、この作品を、愛し続けてくださることを、願ってやみません。