お母さんとイタリア

#2 リアル母は、パートでめちゃくちゃ働いてた

#2 リアル母は、パートでめちゃくちゃ働いてた

 

 

 

 

 

 

 

 

ふり返りトーク#2

けら 私が中高のころのお母さんは、ほんとボロボロになるまで働いててさ、その姿が目に焼きついてるんだよね。

オット 「あたしンち」の母も、裏では、そうとう働いてたのかな。マンガの中では、専業主婦だけど。

けら めっちゃ働いてたはず!「あなたたちを大学行かせるために!」って言いながら。

でも、それって、おおもとの気持ちは「恐怖心」なんですよ。

オット ああ…。

けら お母さんは、九州の農家の出で、お父さんと結婚して、高度成長期の東京に出てくるんだけど、戦前の九州の田舎って、ほとんど江戸時代だからね

オット (笑)そこまでかは、知らないけど。

けら ばあちゃんは「東京には鬼がおっちょ(いるぞ)」と言って、母を送り出したらしい(笑)。

お母さんは、すごい怖かったと思うよ。気を抜いたら東京に「殺される」って思ってたはず。

新婚のころ、部屋には電話も通じてないし、こっちには知り合いも一人もいないしで、そうとう心細かったらしいから。

それで、助けてくれるのはお金だけ、って思ったんだと思う。自分には貯金しかないって。

オット うん。

けら 私も、お母さんは、よくここまでがんばったと思った。もう、サバイバルだよね。

オット でも、そのサバイバルは、子どもが大学に入ったらゴールのはずだったんでしょ?

けら そう……なのに、お母さんの恐怖心は、そこではとけなかったんですよ。

 

(つづく)

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